猫がアルミホイルを嫌うのはいくつか理由があるようですが、触れると飛ぶことがあるのはなぜなのでしょうか?
嫌いな理由と飛ぶ理由を、それぞれ説明していきます。
アルミホイルが嫌いなのはなぜ?
猫がアルミホイルを嫌う理由は大きく5つあります。
音が苦手
猫はとても聴力に優れていて、特に高い音に敏感です。
そのため、アルミホイルのカサカサした音が不快に感じてしまうことがあるようです。
感触が苦手
アルミホイルの冷たくてツルツルした金属質な感触が、布や木などの柔らかくて温かい質感に慣れている猫には不快に感じるのかもしれません。
光が反射するのが苦手
アルミホイルは光を反射しやすいため、ギラギラと変化する光は猫にとって刺激が強過ぎる可能性があります。
予想できない動きが苦手
猫は本能的に動くものに反応してしまう生き物です。
アルミホイルは軽く、少し触れただけでも大きく動くことがあるため、その予想できない動きが驚かせてしまう要因のひとつのようです。
過去の経験から苦手になった
元々平気だった猫でも、過去にアルミホイルで嫌な経験をしたことがあると、そのまま苦手になり、警戒心をもつようになることがあります。
平気な猫もいる
もちろん、全ての猫がアルミホイルを嫌っているわけではありません。
- 元々平気な性格
- 頻繁に触れる機会があることによる慣れ
- 恐怖心より好奇心が勝つ
- アルミホイルでプラスな経験をしたことがある
など、アルミホイルは危険ではないと知っていたり、そもそも気にしていなかったりで、一部の猫は平常心でいられるようです。
また、アルミホイルが苦手な猫にはしつけのアイテムとして使用することがありますが、平気な猫には当然通用しないため、他の方法を探す必要があります。
アルミホイルに触れると飛ぶ理由
猫がアルミホイルに触れると飛ぶことがあるのは、いくつかの理由があります。
音に驚いた
アルミホイルが出すカサカサ音が、猫にとってはとても刺激的なため、その音に驚き飛び上がることがあります。
感触に驚いた
アルミホイルのひんやりした感覚が刺激となり、不快感から飛び上がってしまったのかもしれません。
見た目に驚いた
キラキラしたアルミホイルの見た目と、その反射した光が目に入ることで、驚いて飛び上がることがあります。
本能で避けた
あまり見慣れないアルミホイルの存在に、本能的な警戒心が反応して「飛ぶ」=「避けた」可能性があります。
これらの動きは猫の自己防衛本能のあらわれだと考えられ、アルミホイルの刺激に対して素早く反応することで、危険から身を守ろうとしているのです。
おわりに
猫がアルミホイルを嫌う理由と、触れると飛ぶ理由をそれぞれ並べてみると、どちらも本能的な防衛反応であり、警戒心からくるものだということが分かりました。
時には猫のしつけ道具や、おもちゃの代わりとして使うことがあるようですが、いずれにせよ、アルミホイルが平気な猫、不快に感じる猫、それぞれの性格を理解し、猫の特性に合わせた対応をしていきたいですね。