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大地震が起こると、電気・ガス・水道などのライフラインが途絶え、道の崩壊で自由に移動することもままらなくなります。
しばらく待てば、行政などからの支援物資が届き始めますが、猫の物はほとんど無いと言っていいでしょう。
そんな時のためにも、猫専用の避難グッズを備えておくと安心です。
必要なものリスト
優先順位高
キャットフードと水は、生きていくうえで必ず必要なものです。少なくとも5日分、可能ならば7日分は用意しておきましょう。
猫砂は普段使っているものと同じ砂か、そこに使用済みの砂を少し混ぜたものがあると猫も安心して使えます。
キャリーバッグは通院などでいつも使っているもので構いません。
ケージは組み立て式のハードタイプと折りたたみ式のソフトタイプがありますが、それぞれ丈夫さや持ち運びのし易さなど一長一短ありますので、飼い主の都合にあわせて使いやすい方を用意しておくと良いでしょう。
また、普段服用している薬などあれば、それらも忘れずに入れておきます。1週間分+予備分あるのが望ましいです。
優先順位中
生きるために必要なものが用意できたら、次に必要なのは「情報」になります。
猫が脱走して離れてしまった時、目撃情報を募るために愛猫の姿が分かるものがあると探しやすくなります。
印刷した猫の写真、またはスマホで何枚か撮影しておくと良いでしょう。
また、ワクチンの接種状況、持病等、服用している薬の記録、検査結果、健康状態、かかりつけの病院など、飼い主以外の人が猫の情報をすぐに把握できるようにしておくと、何かあった時にもスムーズに治療が受けられます。
優先順位低
無くても生きていけるけれど、あると助かるものがこちらになります。
ウェットシートや清浄綿は、目や耳のケア、または全身の汚れを拭くのに使えます。
タオルは使える用途が多いので、出来れば少し多めに用意しておくと助かります。
ガムテープやマジックも、ケージの補強や何かを書く時など、あると便利な物のひとつです。
いつもと違う状況で不安な中、自分の匂いがついたものがあると、それが猫の心の拠り所になってくれます。お気に入りのおもちゃや布などがあれば、積極的に準備しておいてあげましょう。
洗濯ネットは猫を保護したり、診察したりする際に役に立ちます。
おすすめ避難グッズ一覧
何が必要かをリストアップしたら、今度は実際に揃えていきましょう。
いくつかピックアップしていくので、良かったら参考にしてみてくださいね。
〜猫トイレ編〜
こちらの猫トイレの特徴は、折りたたみなのに屋根があることです。
このタイプは砂が飛び散りにくいだけではなく、同行避難をする時や、車で過ごす時に匂いが充満するのを極力抑えることが出来ます。
防水仕様なのと底の部分が外せるので、汚れても簡単に洗えます。
屋根がない方が良いという方にはこちら。
この猫トイレの特徴は、本体重量が630gなのでとても軽いということです。
防水仕様なのは先程の猫トイレと同じですが、サイズがひとまわり大きいので、大きめな猫や囲まれたトイレが苦手な猫にはこちらのタイプがおすすめです。
〜ケージ編〜
ハードタイプならこちら。
とても丈夫なので、猫が突き破って脱走してしまう可能性も低く、また外からの衝撃にもある程度は耐えてくれます。
しかし畳めるとはいえ、どうしても持ち運びには不便な点に注意が必要です。
ソフトタイプならこちら。
ソフトタイプは畳む・広げるの作業が簡単で、使わない時はコンパクトになること、そして軽いので扱いやすいことが特徴です。
しかし当然ながら柔らかく、丈夫さには欠けてしまう点はデメリットといえます。
〜首輪・ハーネス編〜
非常事態の場では、いつ何時なにがあるかわかりません。余震でパニックになった猫が脱走してしまうこともあるので、飼い猫である証として首輪を、または脱走防止のハーネスを着用しておくと安心です。
首輪に直接情報を刻めるものもありますが、今お手元にお持ちの首輪に追加で付けれられるタイプの迷子札なら、お気に入りの首輪をそのまま使えます。
猫は体が柔らかいため、ハーネスの固定が甘いとすぐに抜け出してしまいます。
こちらのハーネスは、マジックテープとアジャスターの固定だけではなく、装着後にストラップで長さの微調節が可能。
猫の個体に合わせてフィットするので、抜け出しにくい作りになっています。
但し、災害時にのみハーネスを使用する場合、事前に慣らしておく必要があります。
猫は体を覆われることが苦手なため、ストレスを感じないようにあらかじめ装着の練習をしておきましょう。
まとめ
こちらでは、災害時に必要なグッズをリストアップし、紹介させていただきました。
生きていくうえで必須になる食料や水は、5日〜7日分は準備しておくようにしましょう。
ほかにも、トイレグッズ、猫を入れておくケージやキャリー、首輪・ハーネス、情報類、雑貨、必要であれば薬など、いざという時に困らないよう、日頃から用意しておくと安心です。
何をどのくらい用意したら良いのか、そしてどんなものを用意したら良いのか、迷った時には是非参考してみてくださいね。